特選明和電機11996.12.28発売/A5size 28P/400円


「魚コード=仲人?」「タモリの音楽は世界だ!の名セリフ、”パリのエスプリ”って!何言ってんのww」
オモロイなあ。…全てはここから始まった!

(明和電機は2人ユニット 社長=土佐正道:兄  副社長=土佐信道:弟)
役職が徐々に変動します。混乱を防ぐため各ページごとに名称を表記します。

 背中に羽背負った弟と、そろばんみたいにスイッチパチパチやってる兄、へんな兄弟〜www。電機仕掛けの楽器?オモチャ?、でもデザインは好み!面白いじゃん。それが明和電機の第一印象でした。
 今まで見てきた漫画やアニメやミュージシャンとは全く次元の違う立ち位置だった2人に、私は一瞬で脳みそを射抜かれてしまったのです。
 アートのアの字も、現代美術という単語すら知らず、かと言って電機系に詳しいわけでもない。TVやライブを見て面白かった事を描きなぐり、勝手な想像で阿呆な漫画を描き(まあ、同人誌というのはそういうものなんだけど)、その阿呆な本をコミケで売ってはしゃいでおりました。
 信じられないことに、初の即日完売&再版を経験させてくれた1冊でした。
 しかもその本を明和電機の知人がお買い上げになり、その知人を通して明和電機お2人の目にも触れてしまった、というオマケ付きです。

■1996年は明和の情報を得るのも一苦労でした
 私の情報収集力の至らなさもあるのですが、1996年当時はほとんど「明和電機」の情報はありませんでした。
 テレビ番組をチェックしてビデオ(当時はビデオでした)に録画、そのビデオをコミケで知り合った数少ない明和友達同士で貸しあい、ダビングしあい…というものでした。
 いくつか明和電機を特集した番組はありましたが、情報系では「週刊地球TV:テレ朝」「YOHO:スペースシャワーTV」、お笑い系では「笑点:日テレ」「夕日のドラゴン:スペースシャワーTV」が印象深かったです。「

テレビの情報を寄せ集め
・先祖は海賊
・社長は以前マツダレンタリースに勤めていた
 (トヨタレンタリースという説もあるが、録画を見直したところ「マツダレンタリース」と言ってました)
・父親が真空管を作る会社の社長だった。1969〜1979年の10年間運営したが倒産、父の社名を引き継いで「明和電機」と名付けた
・父の名は阪市
・副社長は筑波大学卒業
 などなど、今ではググればすぐにでも分かる情報も少しづつ積み上げていく状態でした。

<本誌掲載イベント&TV ON AIR>
1996:09月 とびだせ!明和電機(銀座ソニービル 8F SOMIDOホール)
1996:10月 スペースシャワーTV「夕日のドラゴン」(VJトータス松本・ユースケサンタマリア)
1996:10月 週刊地球TV…この番組で明和お二人の父上のお名前が「阪市」氏であると初めて知る。
1996:10月28日 杉並セシオン ライブ

※一番明和電機情報が充実していたのは、NIFTY-Serveのフォーラムでした。本人経由より早く正確な時もありましたwww。

←明和電機TOP
特選明和電機2→

SAMPLE SHOP